75回目の8月6日。原爆の日。コロナウイルスの影響によって、例年とは雰囲気が違う記念式典会場。しかし、被害にあわれた方への哀悼と、核兵器廃絶への想いは変わりません。未来が不確かな今だからこそ、ゼロから立ち上がったHIROSHIMAの復興の歴史に触れてみる!原爆ドーム周辺の旅館はらだにご宿泊で、真夏日の移動をご快適に!
広島市原爆戦死没者慰霊式・平和記念式典
75年前の8月6日、8時15分。広島に原爆が投下されました。原爆がさく裂した後の直接の爆風などでお亡くなりになった方、原爆によってまき散らされた放射能に被爆された影響でお亡くなりなられた方、今なお後遺症に苦しまれている方への哀悼と、世界中の核兵器を根絶することを願うため、毎年広島では、広島市原爆死没者慰霊式と平和記念式典が開催されます。
例年は多くの人が集まりますが、コロナウイルスの影響も考慮し、式典の参加者数の制限、式典会場のソーシャルディスタンスの確保などの対策をとりつつ開催されました今回の慰霊式・式典。先日、「黒い雨」によって放射能被爆された方々への補償問題などのニュースもあり、この式典の開催によって、原爆に関するいろいろな問題が再び注目されているきっかけになればと思います。
広島県立美術館では戦争、原爆、平和に関する展覧会が開催中
広島で原爆関連の資料館などを観覧していただく他、現在、広島県立美術館では、「戦後75年特集」、「日常の光-写し出された広島」が開催中です。
「戦後75年特集」では、平和公園に飾られている彫刻作家の芥川永さんや、ナチスドイツによって弾圧を受けた西洋美術(パウル・クレーなど)など、戦争に関する作品の展示から、広島生まれの画家、奥田元宗さんの日本画、大正以降、名もない職人が作り出した、生活に密着した「民藝」関連の作品が展示されているとのことです。
「日常の光-写し出された広島」では、広島出身の写真家の方6名による、戦後から現代の、移り変わる広島の「日常」の風景が切り取られた写真が展示されているとのことです。ポスターで使われている、平和大橋の欄干(イサムノグチさんの彫刻作品)にまたがる少年の写真の、懐かしい、おおらかな、ゆったりした広島の夏休みを想像して、自然と頬が緩みました。
原爆ドーム、平和記念資料館で、戦争や原爆の恐ろしさを学ばれた後は、美術館にて、戦争とは切り離すことができない、だけれども美しく、心を打つ「モノ」や、広島の「日常」をご覧になることで、何気ない平和な日常のすばらしさを再認識し、求める心を育むなんていう、広島平和観光コースはいかがでしょうか?
原爆ドーム、平和記念資料館は徒歩圏内の旅館はらだ
ビジネス旅館はらだは、原爆ドーム、広島平和記念資料館、平和公園までは徒歩圏内、広島県立美術館までは2.2km、市内電車と徒歩で約20分。広島市内観光スポットにはアクセス抜群な立地でございます。真夏の日差しを浴びる時間をできるだけ短くして、充実した広島観光をお楽しみください!