先日から、広島の建築現場でのお仕事のため、長期滞在されている東北のお客さまは、なんと20年前にビジネス旅館はらだをご利用いただいたことのある方!心を込めて、焦らずゆっくり調理した夕食の煮込みハンバーグでおもてなし
心を込めた夕食でおもてなし
先日から、広島の建築現場で長期出張のため、東北からビジネス旅館はらだにご宿泊のお客さまは、なんと20年前にもご宿泊いただいたことのある方でした。お仕事の出張などで、リピーターの方にビジネスホテルとして、私どもの施設を選んでいただけることが何よりの喜びでございます。
本日の夕食は、心を込めた煮込みハンバーグ。ハンバーグ種はもちろん手捏ね。ソースは、小麦粉をゆっくり炒めて、ダマにならないように、少~しずつ水を加えて、トロっトロのホワイトソースに玉ねぎ、ケチャップ、ウスターソースで味付けします。そのソースでグツグツと煮込んでおいたハンバーグは、お客さまのお帰りになる時間に合わせて、熱々でご提供させていただきました!
ゆっくり、丁寧に時間をかける料理はお任せください!
ビジネス旅館の水曜日の夕食の定番はカレーライス。これまた、煮込みハンバーグと同様に、たっぷりの玉ねぎを飴色になるでゆっ~くり、焦らず炒めて、甘みとコクの決め手に!懐かしい家のカレーで、お仕事の疲れを癒していただければと思います。
お客さまの「美味しかったよ~、ごちそうさん!」の一声を想像すると、小麦粉や玉ねぎを炒める単調な作業も、いつの間にか時間を忘れてしまいます。
これからも、お客さまが一つでも沢山の笑顔を、そして、長期滞在のお客さまにも、家でくつろいでいるような環境づくりを頑張ってまいります!
炒め前 きつね色! 焦らず煮込んで 完成!
おすすめ小説。吉田篤弘「それからはスープのことばかり・・」
お客さまの「美味しい」の一言があれば、単調な作業も時間を忘れる、、、、?んっ?なにかの小説で読んだような、、、。ビジネス旅館はらだの小説コーナーには、600冊程度の本があり、読み放題です。その本棚を見てみると、、、ありました!吉田篤弘さん「それからはスープのことばかり考えて暮らした」。
吉田篤弘さんは、独特な、優しく、淡い空気感をまとった穏やかな(時には不思議な?)世界を舞台を描かれることが多い小説家。
主人公が、引っ越してきた町で、サンドイッチ屋に勤め始める。このサンドイッチの描写も見事なのですが、やはりメインは「名なしのスープ」。何が入っているか、メインの具材もわかんないようなスープ。でも一口すすれば、飲んだ人の個人的な、親密な記憶を震わせる、そんな味が広がるスープ。そんな「スープ」なように、登場人物の人生や、失ったもの、思い出など様々な「モノ」「͡͡コト」が溶け込んだ、素敵な物語。
本の最後の「名なしのスープのつくり方」が書かれていますが、、その秘密は、、、、、、是非ご自身でチェック「してみてください!
吉田篤弘さん ブックコーナー