「この世界の片隅で」でも登場した、被爆建造物であった広島の平和記念公園のレストハウスが改修を経て、リニューアルオープンしました!素敵なお土産はもちろん、カフェ、休憩スペースも充実で、これから酷暑の中、広島観光のオアシスとなること間違いなし!
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広島平和記念公園のオアシス。レストハウスがリニューアルオープン!
長らく修繕していた広島平和記念公園の中にあるレストハウスが7月1日に、耐震補強を目的とした改修を経て、装いも新たにリニューアルオープンしました!
戦前は、大阪の大正屋呉服店の広島の新店舗としての建物。瓦屋根、木造建築がメインであった当時としては珍しい鉄筋コンクリート3階建は、近隣住民もビックリだったのではないでしょうか?
爆心地からたったの170mという、原爆被災地で、唯一残った建物です。周りの木造の建物は、すべて一瞬で消え去ってしまったのです。。。
全壊を免れたレストハウスは、戦後も燃料会館、東部復興事務所などに利用され、1982年から広島市の観光協会の事務所として、「レストハウス」となりました。
これからの観光シーズンには、バッチリの休憩所!
レストハウスは、被爆地で最も近い、現在でも利用されている建造物であったり、人気映画、マンガの「この世界の片隅で」でも登場する建物で、当時を振り返る意味でも、貴重な建造物です。
当時の貴重な建造物を「そのまま残すのか?」「改修してしまうのか?」という議論などいろいろ紆余曲折の後、リニューアルされたレストハウス。様々な考えがあるはずです。全員が納得する「回答」はなかったのではないかと思います。
大切なのは、「じゃあ、これからこのレストハウスをどうするの?どう活用するの?」ということだと思います。「Hiroshima」が世界に平和の尊さを発信し続けるため、このレストハウスが、広島市民、県民だけではなく、訪れてくださる方々の「憩い」の場になることを祈らずにはおれません。
2階には、休憩所、カフェ、3階には、原爆関係の展示物も充実していました。これから、酷暑の時期。広い平和公園を歩いて、原爆ドームと平和記念資料館を見れば、頭も体も疲れが出るはず。平和公園内のまさしく「オアシス」であるレストハウスを是非チェックしてみてください!
被爆前のレストハウス レストハウス内の市内模型 休憩スペース 「この世界の片隅で」関連映像 被爆当時の階段も、保存されています
お土産が素敵すぎる!!これは買いでしょ!?
レストハウスの1階は、お土産ショップ。もみじ饅頭をはじめ、広島産の美味しいお土産も沢山ですが、おススメは、絵葉書!!
原爆ドームの被爆前、被爆後の修理の変遷状況をペン画で丁寧に描かれた絵ハガキは、勉強にもなるし、とっても素敵!大人買いして、ビジネス旅館はらだにも飾ってます!
その他にも、貞子像に供えられていた、実際の千羽鶴がパッケージされた、クラフトお土産など、「Hiroshima」で平和について考えたことを思い出す、とても良いお土産がそろってます!是非お手に取ってみてみてください。
原爆ドーム絵葉書 お好み焼きのつくり方! 貞子像に寄贈されていた千羽鶴を使ったクラフト
ビジネス旅館はらだからレストハウスまでのアクセス
レストハウスは、宮島行きの遊覧ボートの発着所のそばで、広島に2つある世界遺産(宮島ー厳島神社、原爆ドーム)を効率良く観光できる起点となる場所に位置します。
ビジネス旅館はらだからは、直線距離700m、徒歩約9分とアクセス抜群!8月6日の原爆記念日や終戦記念日を来月に控えるなか、コロナ禍で、混沌とした世界から少しずつ「日常」をとりもどしつつある今。改めて、広島で「平和」を考える旅はいかがですか??