ドライブマイカーの広島ロケ地巡り!村上春樹好き旅館はらだスタッフが行く!

村上春樹原作映画「ドライブマイカー」のロケ地の多くは広島です!村上春樹好きなビジネス旅館はらだのスタッフが、実際にロケ地巡礼!映画・小説ファンにはたまらない場面に出会えて、一人ニヤニヤしてしまいました!映えまくる広島市環境局中工場や、広島国際会議場などを写真と共にご紹介!旅館はらだは、小説コーナーの沢山の村上春樹作品でお出迎中。

村上春樹原作、映画ドライブ・マイ・カー

第74回カンヌ国際映画祭、第46回トロント国際映画祭、第94回米国アカデミー賞の国際長編映画賞日本代表作品に決定されたなど、大きな話題となっておいる映画「ドライブ・マイ・カー」はもう見られましたか?

緊急事態宣言があけて、いったい何か月ぶりでしょう、、、久しぶりに横川シネマ様にて「ドライブ・マイ・カー」を見てきました!やっぱり映画館でみる映画はいい!!

素敵な街の映画館。横川シネマさん

「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんの短編集「女のいない男たち」の中の「ドライブ・マイ・カー」をメインに、その他「シェエラザード」と「木野」という作品から引用しつつ、映画監督濱口竜介さんが撮影した映画です。

舞台役者の家福(西島秀俊)の妻(霧島れいか)の不倫と死という事件に傷つく。新たな一歩として、広島で開催される芸術祭の舞台を演出するために、愛車の赤いサーブでに乗って来る。芸術祭事務局からあてがわれた運転手みさき(三浦透子)との出会い。かつて妻の不倫相手であった若い役者、高槻(岡田将生)を主役に抜擢して舞台の舞台稽古が始まる。

身近な広島のロケ地にもワクワクしながらも、濱口監督の手腕によってスクリーン上に見事に現れた村上春樹ワールドに浸りきり、170分以上に大作もあっという間でした。まだ、横川シネマでは10月28日までは上映していますので、是非ご覧になってください!

ドライブ・マイ・カーの広島ロケ地をめぐる!

ビジネス旅館はらだのスタッフは、高校まで全くと言っていいほど、本を読まなったのですが、大学の教養課程で「しかたなく」選考した文学の授業(三島由紀夫がテーマでした)をきっかけに、それまでの分を取り戻すように本の世界に没頭しました。そして、Book Offでであった、100円コーナーの「ノルウェイの森」で村上春樹さんに出会いました。

それ以降、過去作品を読みあさり、新作がでればすぐ飛びついてきました。ビジネス旅館はらだの小説コーナーにもほとんどの村上春樹作品がおいてありますので、旅先(いるかホテルではありませんが(笑))で村上ワールドに浸りたくなった方は是非お手に取ってみてください!

旅館はらだの小説コーナー。村上作品も沢山!

そんな村上春樹好きのスタッフはが「ドライブ・マイ・カー」の広島ロケ地をめぐってみました。徒歩圏内から、少し離れている(5㎞弱)けど、世界的にも有名な建築家が設計した映えまくりの建物まで、おススメのスポットを紹介いたします!

舞台オーディション・稽古の場「広島国際会議場」

国際会議場

広島で行われる芸術祭で披露される舞台「ワーニャおじさん」に出演する俳優を主人公の家福(西島秀俊)がオーディションし、稽古に使われたのが、広島国際会議場。
*実際のオーディションなどの室内映像は、すぐ近くのJMSアステールプラザだそうです!!

平和公園内の広島平和記念資料館のすぐ隣の会議場で、日ごろやライブ・コンサートのイベントや、学会やシンポジウムが行われる場所です。ビジネス旅館はらだからは、原爆ド―ム(徒歩5分)を経由して、平和公園に入って向かうと1㎞、約15分、直接行けば900m13分と、お散歩コースにピッタリな距離の広島国際会議場が、スクリーンに映し出された瞬間「あっ!アソコだ!」とビビっとわかりました。

ドライバーのみさきと初めて出会う場所も、広島国際会議場の地下の車止め。ロケ地巡りする際には、駐車場の警備のかたに「そうそう、ココで撮影してたんよ~」と確認も取りました!

さらには、手話を使う俳優(手話の他にも、日本語だけではなく、韓国語を使った不思議で魅力的な舞台なのです。この手話を使う役者の方の演技が、これまた最高!)にスポットがあてられる外稽古の場面も、広島国際会議場のすぐ裏手に!樹の枝のい形と、フレームに入っていた将棋を指すおじさん・おじいさんから、これまた確定!

映えまくり!?谷口吉生さん設計の「広島 環境中工場」

ドライバーみさきのおすすめの場所として主人公 家福に紹介する場所「広島 環境中工場」。広島平和記念資料館など設計した丹下健三が提唱された、平和公園内を、原爆ドーム、慰霊碑、広島平和記念資料館を直線状に配置した「平和の軸線」。丹下さんの意思を継ぎ、「平和の軸線」を延長した場所に、その軸線を邪魔しないように吹き抜け構造にする設計とした谷口吉生さん。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)の新館の他にも、葛西臨海水族園なども設計した世界的有名な谷口吉生さん。近未来的だけど、「平和の軸線」から瀬戸内海へと吹き抜ける心地よい海風と光が差し込む温かい空間です。広島のごみ処理施設場はカッコいいんだぞ!と胸を張って自慢したい名建築です。ビジネス旅館はらだからは4.97km。私はランニングでいってみると、24分08秒(4:50/kmペース)といい感じのトレーニングコースでした。

そして、「広島市 環境局中工場」から階段を下りた先には宮島も臨むことができる、防波堤。映画「ドライブ・マイ・カー」の映画パンフレット(裏面)にもなっている、重要なシーンに使われた場所です。芝生が広がり、家族ずれの子供たちが遊びまわり、堤防には何本もの釣竿が仕掛けられ、なんとも平和な空間です。

村上春樹好きの方や「ドライブ・マイ・カー」が好きな方は勿論、広島の魅力ある場所をめぐることができる、ロケ地巡礼を是非お楽しみください!!

旅館はらだの小説コーナーには村上春樹が沢山!

ビジネス旅館はらだからもスタッフは村上春樹の大ファン。小説コーナーには村上作品が沢山!その他にも定番から、スタッフの個人的な好みのクセのある作品など500冊以上を取り揃えております。芸術の秋、おこもりステイで、お好きな本・音楽でゆったりお過ごしするのもいかがでしょうか?

その他にも漫画コーナー、雑誌コーナーも充実中ですのでチェックしてみてください!

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